町並み
- 2015.05.17
- 建築
先日のこと、
交通量の多い大通りを避け、脇道へ入りました。
江戸から続く屋敷通りには、近年建ったであろうお宅もちらほら。
しかし、景観は保たれており。
その昔から、ここには地域の建築ルールが暗黙の了解としてあったのでしょうか。
(壁の色や使う材料、建物の大きさetc…)
あるいは、地元の馴染みの大工らが作る家は、
おのずと馴染みのある町並みを生み出していたのでしょうか。
今や、全国展開する多くの量販型の工務店が、土地を選ばずに多くのモノを置いていきます。
ばらばらに好き勝手なものが並ぶ町並み。
そこでは、その街の景観など生まれるわけもなく。
その一方で、僕たちはたまの休みには、昔のよき町並みを求めて、旅行をしたりするものです。
地元の工務店が、地元に暮らす人の為の家作りを行うのが使命であるのと同時に、
そこに暮らす人には、町並みを作り、繋ぐ使命があるのかもしれないですね。
今あるモノを活かす
府内町家リノベーションもご覧ください。
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