いま、この本にハマっています。

デザイン・トラベル大分。

知っているお店に、取材が来たとかインタビューを受けたとか、

断片的に知っていたので発売を今か今かと待ち望んでいました。

単なるトラベル誌ではなく、デザインという視点に立って、

デザインという尺度で（だから、ある意味感覚的に）「大分」を紹介している、ちょっとかわったトラベル誌です。

本書にならって竹田に行って「かどぱん」でパンを買い、

店先に立つ素敵なオブジェと出会って大喜びし、

国東半島は香々地の長崎鼻でオノ・ヨーコさんの作品を探し回る。

そのたびに新しい発見があって「意外とやるじゃん、大分県」と感じざるをえません。

デザインをすることの意義は、

いままで知っていたことをもういちどリライトし新たな発見に結び付けることだなと改めて思いました。

見慣れたはずの地元大分が、こんなにも素敵に映る。

これって住宅をデザインすることと同じなのでは、と思います。

いままでと同じ日常、見慣れたはずの日常に手を加え、暮らしや生活が素敵なものになるようにデザインする。

家を建てることは、家を買うことではありません。

自分や家族の一生が少しでも素敵なものになるように。

そのための暮らしを創造することだと思いました。

大分の木造住宅

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