古民家リノベーションでお引き渡しをしたYさま宅へ、不肖わたくしのカレーを持参いたしました。

入居のお祝いで持って行ったのですが、

逆に奥さまが前菜を用意されていて、そのおいしいこと、おいしいこと。

アンチョビをあしらったキノコに、パクチーの生春巻きなどなど。

こんなにもてなされてしまい、スタッフ一同恐縮です。

こちらが佐藤製いつものカレー。

玉ねぎを飴色にする手間が結構たいへんだったのですが、

今回は大幅に短縮する方法を見つけました（ネットで）。

圧力鍋で牛肉とニンジンを柔らくなるまで煮込み、トマト缶とチーズで味とコクを整えてみました。

お味はどうでしたか？

大正時代に建てられた住まい。

眼下に見えるのは水を張った水田。

カエルの鳴き声。

船舶照明に浮かび上がるウッドデッキ。

そして、静けさ・・・。

大きな梁の高い天井に立ち昇る奥さまの手料理の匂い。

田舎暮らしには「贅沢」というものの本当の意味がこめられています。

そして、それを実践しているY様ご家族は、この上ない幸福に包まれていました。
（・・・幸せすぎてコワイそうです）

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