大分のとなり 続き
- 2016.08.30
- 建築
阿蘇大橋の陥落や57号線の断裂など、
4月の地震で、阿蘇市は甚大な被害を受けました。未だに余震も続いています。
阿蘇登山口の袂。
弊社が幹事工務店を担い、26戸の木造仮設住宅とみんなの家と呼ばれる集会所が完成しました。
ここでは、50人を超える大工が全国から集結。
九州、四国、中国地方、関西、関東、
みんな普段は他県でひとり親方として仕事をしている人たち。
そして、熊本県地元の水道工事業者や電気業者。
一丸となったときの勢いは凄まじいものがあります。
産山村に引き続き3現場目となる仮設住宅建設でしたが、
1カ月余りでこれらの住宅を完成させる管理手段や物流確保など。
「やってみないとわからない、誰もやったことないんだから」の毎日でした。
誰かがやらなきゃいけない。
そんな中、弊社に声を掛けてくださった熊本県には感謝です。
震災は持ち回り。
いつかの我が県での被災に備え、多くの経験、勉強をさせていただきました。
重要なのはこの経験を、大分でどう活かして準備を整えるか。
弊社は、「大分県」災害時における応急仮設木造住宅の建設に関する協定の主幹事工務店であります。
経験者の右に出るものはいません。
来て欲しくはない、イツカの準備を整える次第です。
今あるモノを活かす
府内町家リノベーションもご覧ください。
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