勤労感謝の日にin熊本
- 2016.11.30
- 建築
熊本地震から7ヵ月。
我々が所属する、全木協は600棟近くの、応急仮設木造住宅を完成させてきました。
日本ハウジングも産山村や阿蘇市にて、唯一の県外から応援をさせていただきました。
その応急仮設住宅建設も一区切りついた先日、慰労会に呼んでいただきました。
我々、幹事工務店のほかにも、
陣頭指揮を取った役所の方や主幹事工務店、設計士や建材、流通商社さんなど。
建設当時、共に必死で工事遂行した方々と久しぶりにお会いできました。
少し心の余裕ができた今、当時を振り返ることができ良い機会でした。
そもそも、この木造仮設住宅。当時は100棟程度の見込みだったそうです。
多くは鉄骨プレハブでつくる仮設住宅が占める予定でした。
しかしながら、住む人の居住性
(暑い寒いや、湿気カビの問題、音の問題。直接目に手に触れるものを優しい木にしてあげたい)
や、県産の木や畳、労務を回すことで根っこからの復興に寄与できないか。
これらが評価され、グングン着工数を伸ばしてきました。
厳しい冬のはじまり、これから一層、木造仮設住宅の性能が評価されることと思います。
今あるモノを活かす
府内町家リノベーションもご覧ください。
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