大分≒東北≒沖縄?
- 2017.02.20
- 建築
ここ最近は、ずいぶん冷え込む日が続きましたね。
天気予報でも、「大寒波」、「猛烈な寒さ」なんてことを聞きました。
ここ大分県でも、氷点下を大きく下回る日が続いたり、
地域によってはずいぶん積雪もあったようですね。
大分県は温暖で過ごしやすそう♪
と言われがちですが、ところがどっこい。
皆様、「省エネ基準地域区分」をご存知でしょうか?
暑い、寒いやエネルギー消費量を考えるとき、地域の気候特性を反映し、
日本を8つのエリアに分けた地域区分のことです。
数字が大きいほうが温かい地域となるわけですが、
大分県内はなんと3つものエリアに分かれているのです。
山間の竹田市や由布市は5地域、これは石川や新潟など豪雪地と同じ。
県南の佐伯市の一部は7地域、これは鹿児島や沖縄の一部と同じ。
同じ県内でもこれだけ条件が違うのです。
ということは、「大分の家づくりはこうあるべきだ!」なんて一概には言えないんですね。
県内でもその地域に見合った家づくり、材料の選定が必要になってくるわけです。
この地域は温暖な気候と決めつけて、家づくりをサボってきたのでは、
リノベーションの際、調査したり壁を剥いだりするとよくわかります。
自分の家はどのような作り方をしているのだろう。
この寒波の中、いちど考えてみるよい機会です。
今あるモノを活かす
府内町家リノベーションもご覧ください。
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