地元の山
- 2017.03.07
- 建築
先日、佐伯市へおでかけ。
「住宅における省エネルギー化と地域材パネルセミナー」が開催されました。
地元の工務店の方や、林業にたずさわる多くの人で会場は満席。
弊社が以前、設計施工した「大型パネル工法」を例に、
これからの地域材の活用や建設業の行く末を考える機会になりました。
例えば、皆さんのお家に使われている柱。
国産材ですか?輸入材ですか?
現在建てられている日本のお家の柱、国産無垢材はわずか12%ほどです。
もちろん国産材が使われない理由、輸入材が選ばれる理由は様々あると思います。
しかしながら全国でも有数の森林県であるここ大分。
それを活かせず、諸外国にお金を払い、石油を消費して運んでくる…
なんとも悲しい現実です。
みなさんのお家をどう建てるかひとつの選択で地元の森がひとつ助かるのかもしれません。
弊社は大分県の杉材をふんだんに用いたお家づくりをすすめています。
大分県で採れる杉には、大分県で採れる杉にしか現れない美しい木目があります。
(当たり前ですが…)
このような大分でしか建て得れないお家がますます増え、
その気づかないところで森が守られている。
そんな素敵な循環がいつしか生まれることを願います!
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
categoryカテゴリー
archiveアーカイブ
recent posts最新記事
-
- 2024.11.23
- エクステリア
カボスの木
-
- 2024.11.11
- 建築
お客様の暮らしを考えて
-
- 2024.10.29
- インテリア
旅館みたい
-
- 2024.10.23
- エクステリア
もうすぐ紅葉の季節
-
- 2024.10.11
- 建築
七島藺の畳