縁の下の…
- 2017.05.25
- 建築
大分市内で進行しているリノベーション。
工事もいよいよ終盤です。
今日は外のウッドデッキ工事を行っています。
土台を置いて、板を並べて、ビスを上からビュッビュッビュ。
と、簡単に行きそうなものですが、そこは我々はプロ。
そう簡単には作ってはいませんよ。
それがこれ。
上からビスが見えないんです。
そうです、大工さんはところ狭しとデッキの裏に潜り込んで、
裏からデッキをビスで縫い付けているんです。
なんでこんなところに手間をかけて…
と思われるかもしれませんが。
たったこれだけのひと工夫ですが、
出来上がりにビスが見えてこないから綺麗に仕上がるのはもちろんのこと、
上からビスを打つと、そこに雨が溜まるんですね。
ビスの頭に溜まった雨は、デッキの腐食を進行させるのです。
そうならない為のひと手間。
できあがってしまえば気にも留めないところですが、
我々の家づくりはこのような小さな技術の積み重ねです!
今あるモノを活かす
府内町家リノベーションもご覧ください。
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