遺跡調査ってはじめてみた
- 2017.07.04
- 建築
敷地に家を建てる時に、いろいろな調査や申請やを行ないます。
地盤や道路など、どれも建物の安全性や適法性を計るうえで大切なことなのですが、
じつは住んでいる地域や文化にとって必要な調査も行なわれます。
それが遺跡の試掘調査です。
どの土地も必ずしも必要なわけではありませんが、周知遺跡の内であることと(市役所の文化財課で確認することができます)、
普通よりも深く地面を掘る場合に遺跡の試掘調査が行われます。
大分市内で有名なのは大友屋敷跡などの近世の遺構ですが、
市役所の職員の方に話を聞くと、
このあたりは縄文から弥生時代のものが多く出るそうです。
もっと深く掘ると、旧石器時代だとか・・・。
この日立ち会った試掘調査では(残念ながら?)縄文土器は出土しませんでした。
しかし、大昔からこのあたりには人が住んでいたのだなあと、
少しの間ですが古代のロマンに思いをはせたのでした。
そういった目で自分が住んでいる土地とか地域を眺めると、
なんだか得した気になったりしませんか。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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