スケール×気配=美
- 2017.07.21
- 建築
「方丈記」の鴨長明は1丈(約3m)×1丈(約3m)の庵(方丈)を住みかとしました。
「森の生活」のヘンリー・D・ソローは約4.6m×3mの小屋。
ル・コルビュジエの休暇小屋は、約4坪。
別に小さな家を勧めているわけではありませんが、小さな家には大きな家にできない大きな魅力があります。
それは、気配を配すること。ほんのちょっとした障子に映る木の陰や、ぎりぎりまで線を整理し単純化した「形そのもの」の
美しさが暮らしに入ってくる醍醐味。
・・・小さな家はその美しさに意識が集中できるという、家が持つほんとうの魅力に気付かせてくれるのです。
「私の家には三つの椅子があった。ひとつは孤独のため、もうひとつは友情のため、三つめは交際のためである」
ヘンリー・D・ソロー
小さな家は、本来の暮らしというものをシンプルに描き出してくれます。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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