古民家リノベーション
- 2019.01.19
- 建築
築80年、安心院の古民家リノベーションが完成しました
今回のイメージは、かつての宿場町
初めて現地に調査に行った時から、何となくのイメージが出来ていて、正直プランニングには時間はかかりませんでした。
建物の図面が出来てきた時はすごくワクワクしたのを覚えています。
と同時に、すごいプレッシャーも・・・
外構で建物の良さを壊してしまったら大変・・とか不安もちょっとありました。
私が好きな江戸の時代(時代はちょっとずれますが・・・)
旅人・商人・お侍さんが歩いている様子を、2階の窓からキセルをくわえた、ほつれ髪のお姉さんがぼんやりと眺めている風景 こうゆうの好きなんです
そんな時代の風情をこの街並みに演出してみたい
こんなこと古民家リノベーションじゃないとなかなかできないし、建物周辺の街並みも条件に入ってきます
簡単に経験出来る事ではありませんし、もちろんお施主様のご協力があっての事ですので、ほんとに感謝しています。
お向えにはお寺もあり、周辺に何軒か古民家がちらほらある街並みなので、違和感なく溶け込めていると思います
見せ場は北側道路沿いの玄関。 南側は立派なお庭があるのでそのままに。
今回は大工さんにも協力してもらい、縦格子の板塀を作ってもらい、しっとりとした仕上がりに。
玄関わきに山採りのアオキと格子の向こうにはモミジとコケと溶岩石。
建物と格子のバランス、植栽のボリュームは出しゃばらず付属品のように。。。
モミジが芽吹くころ、こっそり見に行きたいと思います。
大分で家を建てるなら
今あるモノを活かす府内町家リノベーション
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