大分の仮設住宅
- 2018.03.20
- 建築
東日本の震災から、7年が経過しました。
この7年の間、我々が住んでいる九州においても、おととしの地震や豪雨災害が発生。
先日からの新燃岳の噴火など、日常生活と自然災害はとても近接していると実感する毎日です。
災害時、まず我々建設に携わる者の出番となるのが応急仮設住宅。
熊本地震時では発災から14日間で仮設住宅着工。日常よりそのスキームを整えておく必要があります。
福島や熊本において、木造で建てる快適な仮設住宅を数多く供給を行なったのが、
全国木造建設事業協会「全木協」です。
木でつくる仮設住宅は鉄骨プレハブに比べ、暖かく落ち着く等、住まい手に優しい家です。
この全木協とは、全国約3000社の工務店と約62万人の大工さんなどの職人さんで構成される団体です。
災害時には、全国から被災地へ向けて仮設住宅建設の応援へ向かいます。
熊本地震においても我々も応援に向かい、全国の大工さんたちと多くの木造仮設住宅を建設して来ました。
弊社はこの全木協の大分県主幹事工務店。
先日はその任命式。内閣府や復興庁、国交省の皆様に来賓いただき、
各都道府県の主幹事工務店への任命が行われました。
日頃からのスキーム整備と、全国の工務店との協力体制の整備。絶対におろそかにするわけにはいきません。
あとは、その時が来ないことを願うばかりです。
大分の木造住宅
府内町家もご覧ください。
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