納骨堂の改修 造作編
- 2018.07.25
- 建築
杵築市にて古くから続くお寺にて、このたび改修工事をさせていただいています。
境内にあります経蔵を改修して納骨堂に生まれ変わらせようというこのプロジェクト。
工事も順調に進んでおり、内部では大工の工事が進捗しております。
着工前のこの写真。
壁のてっぺんに付いている、木材を段々に積み上げたこの部材。
斗栱(ときょう)と呼ばれる軒や天井を支える日本古来からある部材です。
よくお寺や神社で外部で屋根を支える斗栱は見かけますが、このように内部にある斗栱はめずらしいです。
その斗栱も長い年月の間、ところどころ壊れていたり抜け落ちていたり…。
じゃん。
作り直しました。白く見えてる木材が今回補修した箇所。
温故知新といいますか、古いものと新しいものとが同じ場所に共存しているのがなんともドラマチックです。
改修工事ならではの醍醐味ですね。
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