壁の中の耐震診断
- 2018.11.02
- 建築
既存のお家、地震が来ても大丈夫かしら。
大分市や各市町村でも、耐震促進へ向けた補助事業を行っています。
耐震診断士と呼ばれる有資格者がお家へ伺って家の中の隅々までチェックを行います。
特に注目して見ているのが木造住宅の場合、壁の中身です。
当時の木造住宅は、地震時の横揺れに耐える為、筋交いと呼ばれるナナメの木材が要所の壁に入れられています。
この筋交いがどこにどう入っているかを床下や屋根裏に潜って目視確認をして行きます。
しかし、
家の形や、屋根裏に潜れる点検口がない場合などは目視確認ができません。
さて、どうしたものか…
じゃじゃん。
筋交い探知機です。
センサーを壁にあて、超音波の跳ね返りで壁の中を診断します。
この探知機を使えば、壁を壊すことなく筋交いの有無を判断できます。
いわゆる非破壊検査と呼ばれるものです。
今回診断を行ったお家も、屋根裏からは見ることができなかった壁の中をチェック。
筋交いが入っておりホッとしました。
この診断をもとに、耐震計算を行います。
自分のお家が気になる方、
自分の住む市町村がどのような補助事業等を行ってみるかホームページなど覗いてみるのも良いと思います。
大分で家を建てるなら
府内町家もご覧ください
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