自然素材の家づくり
- 2021.11.22
- 建築
今日は現場を離れて、日本ハウジングの設計のお話を。
お家づくりに携わる会社には、ハウスメーカーや工務店、設計事務所等、会社の形態にも様々な形があります。
その中で私たち日本ハウジングは工務店兼設計事務所に属されます。そんな私たちに求められる家づくりとはどのようなものか、そう言った問いに日々自問自答して設計に携わらせて頂いております。
まだまだ未熟者ですが、確信の持てるある種の答えが一つだけ。
「敷地に根ざしたものづくり」
言うまでもなく、「お施主様に寄り添った家づくり」はどの会社でも絶対的に必要な要素ですが、お施主様が求めるからと言って全てをその通りにすべきなのか。
誤解を招くかもしれませんが、答えは否。
「お施主様が求めたからその通りにするだけ」これは作り手の妥協であり言い訳のようにすら感じます。
冬の日射の入れ方や夏の日射の遮り方、風の通り道の確保、窓から見える景色の作り方、周辺住人からの視線の遮り方、屋外と屋内の関係性など‥。
これらを考えた提案が「敷地に根ざしたものづくり」であり、より良い暮らしを実現するために私たち工務店に求められる提案であると。
大分でのより良い暮らしの実現のために、私たちに何が出来るか。常に自問自答を繰り返し、精進していく次第です。
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