ロケーションの素晴らしいところでは必須である借景

大きな開口部から見える眺望

家の中に居ながら外とつながる解放感

気持ちいいいですよね

しかしどんな立地条件でも借景は成立します。

それは開けた景観でなくても良いと思います。

例えば古い塀に這うツタでも小さな窓で切り取ればそれは借景かな

それぞれの立地風景のどこを抜いてどこを切り取るのか

どんな土地でも先ずその心地よいポイントを探ります。

窓はその風景と家の中そして暮らしをつなぐ重要なアイテムですね。

時には大きく解放し時にはニッチに切り取り

窓の配置と形の選定は設計するうえでも重要なポイントです。

そしてもう一つ重要なのは家と景色の間に存在するお庭。

景観を引き立て邪魔をしない樹木や目隠しの配置

そして自身も借景と成り得る為の作庭

お家と風景をつなぐ中間領域ですよね。建物だけでは完結しない部分ですね。

借りる景色が無ければお庭が作り出せばいいのです。

質の良い暮らしを設計するうえでは

建築だけではなく建築～庭～インテリア　

双方を行ったり来たり

繋がりと役割りを考えながら設計することが重要ですね。

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