府内町家の家づくり(前編)
- 2023.08.07
- 建築
今日は、クライアント様からよく頂くご質問の一つ、
「府内町家って何か、日本ハウジングとの関係」についてお話ししたいと思います。
が、皆様ご存じの通りおしゃべりの私ですので、
ここは【府内町家の家づくり(前編)】と題しまして、半分だけお話ししたいと思います。
実は「府内町家」とは、いわばブランド名で日本ハウジング株式会社が行う住宅事業名を指します。
とはいえ、弊社では現状、住宅事業のみの展開である事から、日本ハウジング株式会社=「府内町家」とも言える為に、関係性が分かりにくいとのお声が多いのかもしれませんね…。
では改めまして、ここからは「府内町家」がつくる家とはどんな家かをご紹介したいと思います。
府内町家は、商品コンセプトとして以下4つの要素で構成されており、弊社スタッフがモノづくりについて何かを判断する際に軸としているものです。
どのような想いがあるのか、併せて一読いただけると嬉しいです。
①自然素材の家 ②パッシブ設計 ③庭と共に暮らす家 ④家具を取り込む家
①自然素材の家
本物の家を作りたい。その一心です。
例えば、塗り壁調のクロス、木目調のフロア材、それらはコストバランスも良く、機能的かもしれません。
ただ、何かの模倣品にしかすぎません。
本物の素材の良さは何か?
それは居心地のよさであり、「なんだか気持ちがいい」「寛げる」「心休まる」と感じられるものこそ、本物の家と呼べるのではないでしょうか。
②パッシブ設計
そこで暮らすご家族皆さんが健康であることが何よりも大切なこと。
その為に住宅自体が健康であることが必要だと考えます。
私たちは、太陽の光や熱、自然風といった自然のエネルギーを最大限に利用する設計手法を用います。
それが、日本の風土に合った、大分の風土に合った、その敷地に合った家づくりだと信じています。
植物がその特性に合った気候風土・環境にある方が、より元気に育つように、
住宅もその気候風土に合うように作ってあげた方が、健康で長持ちします。
そして住宅自体が無理のない設計の元、健康であることが、
家族が健康に暮らしていく為に最も必要なことです。
さて、ここまで「府内町家の家づくり(前編)」をご紹介してきました。
次回は、「府内町家の家づくり(後編)」で③庭と共に暮らす家④家具を取り込む家についてご紹介したいと思います。
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