地域柄を生かした建築
- 2024.03.05
- 建築
先日、お引き渡しを迎えた物件です。
大分県南はやはり板張りのお家が多いイメージです。
お施主様もずっと県南に住まわれている方で、
打合せ当初より板張りの要望は強くありました。
実際に現地調査に行ってみて、近くにはたくさんの外壁が板張りのお家ばかりで
少し時間が巻き戻ったかのようでした。
自然素材をふんだんに使用した私たちが提案するお家つくりにあった板張りを探すのは
時間はかかりましたが、させていただけてよかったと安心できます。
張り方も押し縁で施工をし、メンテナンスしやすいお家つくりを目指しております。
押し縁とは、幅の広い板同士を細い板で上から押さえる施工方法で将来的に板の腐食等が起きたときは、細い板を外すことで痛んでいる箇所だけ交換ができる等のメンテナンスしやすいメリットがあります。
アプローチも外壁の板張りにあう基礎石をところどころに使用し、しっとりとした雰囲気にまとまりました。
玄関ポーチ灯もお施主様がこだわり抜いて選ばれた青銅のポーチ灯です。
県南という地域柄、板張りの家が周辺の雰囲気にとてもあっていて、引き渡してしまったのが少し寂しい気持ちですが、お施主様からすれば引き渡してからが本番です。
県南に行く機会があれば、行ってみようと思います。
では今日はこの辺で。。。
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