住宅3題
- 2014.05.09
- 建築
府内町家モデルハウスの2階。
僕はいつもここで設計の図面を引いています。
最近はCADではなく、使い慣れた製図台をいつも使っています。
平行定規と三角定規。
建築士の試験の時にみんなが使うやつですね。
スケッチに使う鉛筆は 三菱のハイユニB2。
トレーシングペーパーの”のり”がよくって、こすった時のにじみ具合が イイのです。
色鉛筆はファーバーカステルのアース・グリーン・イエロー、ドイツ製です。
これじゃない と、思った色合いやトーンが出せない必需品です。
むかし観た10分間のアニメーションで
「つみきのいえ(仏題:La maison en petits cubes)」というのがあるのですが、
あの深い トーンがほしくて使っています。
写真は最近描いた住宅3題の矩形図とスケッチパースです。
古民家のリノベーションに新築住 宅が2件。
どの家も風のとおり道や風景の見え方を考えたプランです。
こうやって高さや(ある意味では)深さを考えながらプランニングしていくと、
平面では見 えなかった奥行きがわかってきます。
「間取り」ばかり気にかけるとパズルのようになってしまうので、
できるだけ奥行きのある 空間として捉えたいと思います。
モデルハウスは半分アトリエのようなもの。
ここにはアナログレコードや家具など古くて新しいものがいっぱい詰まっています。
新しいけれど、どこか懐かしい府内町家のアトリエをちょっとのぞいてみませんか。
デザインされた気持ちよさ
府内町家もご覧ください。
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