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府内町家流パッシブという家

  • 2015.03.19
  • 建築

写真3 (1)_R

パッシブハウスという言葉をご存知でしょうか。

パッシブの言葉の意味は「受動的」とか「消極的」です。

反対語はアクティブ。「積極的」「活動的」という意味でしょうか。

一見パッシブよりもアクティブのほうがいいと思いがちですが、

こと住宅に関して言えば、パッシブな家のほうに軍配が上がります。

なぜって、そのほうが体にいいから。

写真2 (1)_R

今まで私たちの生活は温熱環境でいえば、アクティブしか知りませんでした。

夏、暑かったらエアコンを入れてバンバン空気を冷やすし、

冬の寒い日はエアコンやファンヒーターを入れて温度をあげる生活です。

で、なにが問題かというと、窓を開けない生活になってしまうことなんです。

夏暑くて冬寒いのはあたりまえなのですが、

体が外気温に順応できなくて夏でも風邪を引いてしまいます。

エアコンの風は乾燥しているので、ウィルスが蔓延します。

フィルターもしかり。

そして、お決まりの電力不足・・・。

写真1_R

パッシブの基本的な考え方は、

冬は日射、夏は通風といった自然のエネルギーを効率よく使うということです。

冬の西日と夏の西日は入ってくる方向が違います。

日が沈み外気温が下がってくる時刻に太陽の輻射熱を家の中に取り入れましょう。

輻射熱は空気ではなく床や壁を暖めるので、いつまでも家の中が暖かいのです。

夏は(大分では)北から風が良く吹きます。

風通しを良くして温度ではなく湿度を下げましょう。

ハワイは気温は高いですが湿っていないのでカラッとしています。

だからですごしやすい。

府内町家の内装はもちろん湯布珪藻土ですので快適な湿度に保ってくれます。

 

本当の意味では、ドイツのパッシブハウスはもっと厳格な基準があります。

しかし、今ある材料を上手に使って、土地を読みその場の環境に寄り添って生活していく。

これが府内町家流のパッシブな設計手法です。

 

大分の木造住宅

府内町家もご覧ください。

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