一日一日寒さが増していく中、寒さにもびくともしない日々を過ごす為に「まいにち漢方」という本はいかがでしょうか。

日々快適に過ごす為の対策が365日分書かれていて、とても読みやすい一冊です。

中医学や漢方の本によく出てくる「養生」という言葉は言い換えると「備える生き方」「今とこの先を快適に過ごす方法」です。

春に養生し快適に過ごすことによって次の夏も心地よく過ごすことができるといいます。

これは一日の単位でもいえることで、一日の始まりである朝は四季の春にあたります。

朝は一日の中でも体温が一番低い時間帯です。その朝に体を温めることが大切だといいます。

ここではお粥が紹介されていて、温かいお粥をとることで余計なエネルギー消費をなくし、血流がよくなり活動しやすく、さらにお粥の糖分は頭の働きをよくなるそうです。

ただ朝に温かいものを頂く、そんなちょっとの事ですが毎日の積み重ねで将来の健康貯金になるんです。

本には索引もついていて知りたい事をここから探すことも出来ます。

季節ごとの養生につてもそうですが、花粉症、冷え性の対策など知りたい事を検索しながら読むのもいいですね。

自分のできる事から取り入れ、これからの季節を養生してスムーズに楽しみながら過ごしていきたいです。

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