本
- 2024.02.08
- カフェ
よく古本屋に行きます。
数あるものの中で
どのように選ぶかと言うと
一冊一冊を手に取って
ページをパラパラとめくり
使われている言葉や言い回しが自分好みで吸収したい!
と思うものを探します。
残念ながら出会えなかった場合は
何も買わずに帰ることもあります。
本を読む毎に一つ一つの言葉や知識が
少しずつ自分のモノに
なっていく感じが好きです。
また著者の考え方や捉え方に共鳴が出来ると
肯定感が湧き
過去、自分の自信の持てなかった言動や経験にも
背中を押されるような感覚を
味わうことが出来ます。
さて、最近憶えた言葉があります。
「卓袱料理」
皆さんはご存知でしたか?
「しっぽくりょうり」と読むそうですね。
恥ずかしながら、私はこの単語を初めて目にし
この字面と音のギャップにユーモアさえ感じながら
「卓袱料理とは一体なんぞや」
とすぐさまグーグル先生に尋ねました。
元々は中国の精進料理だそうですが
日本は長崎に伝来した際に
日本人の口に合う様
和食+中華+オランダ料理が合わさり
変化したものだそうです。
その別名も和華蘭(わからん)料理。
まさに「ちゃんぽん」ですね。
また、日本の食卓で連想する足の低いテーブルを「ちゃぶ台」と呼びますが
「卓袱台」と書くそうです。
卓袱料理を食べるための台を意味することから
その名が付いたそうですが
「卓」はテーブル、「袱」はテーブルクロスのことで
中国語の卓袱(zhuo-fu)が訛ったとされています。
まだまだ知らない言葉が沢山あります。
知っている言葉だとしても
正しい使い方が出来ていないものも沢山あります。
ひとつひとつの言葉の意味を理解して
自分の気持ちを人に正しく伝えらるようになれたら良いです。
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