二日間かけて建築家の伊礼智さんとともに熊本・鹿児島の住宅建築を見学するツアーに参加してきました。

「伊礼智の住宅設計」の著者の方です。

Book Cafe 暮.Laboに置いてあるので、ご覧になった方も多いと思います。

しかし見ると聞くとは大違い。

いや、読むと体感するとは大違い。

低くあつらえた天井は気持ち良く、居間はご家族の距離感が近くてちょうど良い広さです。

親密感とでも言うのでしょうか。

熊本のすまい工房さん、素晴らしい仕事です。

熊本のミズタホームの水田さんが手がけた「山ぼうしの木」は築120年の古民家をリノベーションしたもの。

明治時代の新築当時も古材を使用していたらしいので、材によっては300年くらいのものもあるとか。

家とは数百年のスパンで考えるものなのですね。

photo (2)_R

鹿児島のベガハウスさんは伊礼さんの設計をとことんまで自分のものにして作られています。

細部までデザインが行き届いていて、美しさの中にいる気持ち良さを体感しました。

地域の工務店の力というものが素晴らしくレベルアップしている様を目の当たりにした、そんなツアーでした。

やはり九州のレベルは高い。

さ、勉強、勉強。

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