本当に良い家とはcolumn
本当に居心地の良い家とはどんな家?〜おおらかな暮らしの提案〜
「家」は私たちの生活の拠点です。
朝気持ちよく起きて充実した毎日を送ることも、
夜きちんと休み必要なエネルギーを充電することも、住まう「家」次第とも言えます。
そんな人生の大半を過ごす「家」ですが、おおらかな暮らしができる「本当に心地良い家」とは、どのような家でしょうか。
日本ハウジングの考えるおおらかな暮らしができる「本当に心地良い家」とは、
建物だけにとどまらず土地全体を家と一緒に設計し、自然の景色やエネルギーを上手に利用している「家」です。
心地よい空間を考える時「建物」だけを
考えるのでは限界があるのです。
本当の居心地の良さとは外の植栽を楽しめたり、
家事動線を考えた造作家具だったり、
自然の風や光が入る窓など全体を
トータルにデザインして
始めて出来上がるものなのです。
まずは土地を読み込むことでその土地でどの部屋をどこに配置するべきなのか、窓はどのあたりに設けるべきなの考えます。
そして建物全体の空気の流れを考えます。
南に向いた吹き抜けから暖かい空気が上昇し、北側にある階段から冷えた空気が降りてくる。
自然の力で空気を循環させる工夫も心地良い空間設計には欠かせません。
また外の自然を家の中に取り込むことも大事です。
そうすることで居心地のよさがぐーんとアップします。
窓からちらりと見える外の植栽や、
リビングの床と繋がったウッドデッキは
家の中から外へと視線を抜けさせ空間を
より広く感じさせます。
また大きな木を植えて外からの視線をカットする事で
プライベートな空間にすることもできます。
よくある家を建てる時に陥りやすい失敗は、
「間取り」だけにこだわってしまったり、
庭とのつながりや、必要な家具を考えずに
計画してしまうことです。
建物はハウスメーカーに、庭は造園屋さんに、
そして家具は家ができてから家具ショップで購入してしまう。
そうやって別々に計画してしまうと
ごちゃごちゃとした空間になるだけではなく、
住みづらい家になってしまいます。
はじめから敷地全体を同時に設計し、
自然の景色やエネルギーを上手に取り込む工夫をする事で住みやすく居心地の良い家になります。