思い描くものへ、ひとつずつ
- 2014.06.29
- エクステリア
梅雨真っ只中で、スッキリとしない天気が続きますね。
先週、ウッドデッキ&パーゴラと、玄関周りのリ・デザインの依頼を受け、その工事を行っておりました。
施工前の様子です。
最低限デザインされ、植栽もされているのですが、
どこか取ってつけたような感じで、ここに住む家族の暖かみというか、表情というものがあまり感じられません。
お家を建てられる時には、お家の中のことを考えるのが手一杯で、
中々外回りまでじっくり考える機会がないまま、計画・施工が進んでしまう。
こういったケースはよくあると思います。
そこで今回のご依頼では、じっくりとお施主様とお話をすることから始めました。
ご家族の性格・感性、これまでの経緯、これから描いている理想の生活など、
言葉に出てこない漠然とした思いまでも、注意深く掘り起こしていきます。
そして、本当に今回つくるものはこれでいいのかと、納得してから施工に入ります。
玄関前、施工後の様子。
とても暖かみのある、ご家族の思いが詰まったエントランスとなりました。
門前に新しく植えたジューンベリーの樹は、花や実や紅葉で、道行く人も楽しませてくれると思います。
そしてリビングに繋がる3つの掃き出し窓には、オリジナルのウッドデッキ&パーゴラ。
ゆくゆくの庭づくりで出来ていく要素も考え、形やサイズなども考えに考えました。
最初からすべてを整えなくても、ゆくゆくの全体像をイメージし、
その中で本当に必要なものを少しづつ作っていく。
お庭を造っていく上では、こんなスタンスが楽しいのかなと思います。
完成後、今度はあれを造るんだ、これは自分たちで造ってみようと思う、と、楽しそうに語ってくれました。
また何か、力になれることがあれば、なりたいなと思いました。
お庭で四季を お部屋で緑を楽しもう
春夏秋冬Garden&Greenもご覧ください。
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