家を建てるのがずっと夢だったというY様ご夫婦。マイホームの計画を進められるなかで出会ったのが“大分の木で家を造る”日本ハウジングでした。「そのとき、社長さんと展示場でお話してビビッときたんです」と笑うのは奥様。展示場で見た住まいづくりはもちろん、真摯に向き合うその人柄に「きっとここなら任せられる」と確信したのだそう。そして始まった日本ハウジングとの住まいづくりは、ご夫婦で考えた間取りと設計士のアドバイスをもとに夢のカタチが実現されました。
「使わない部屋を作らないこと、ひとつの灯りで家全体が明るくなるような家にしたかった」というご希望から、平屋づくりとなったY様邸。まず特長的なのは、中庭を囲むように配されたコの字のプラン。敷地が国道に面していることもあり、すべての居室が中庭に向かうことでプライバシーを確保。開けた視界と採光を十分に取ることができました。また単なるひと続きの箱ではなく、天井の高さに変化を持たせ、立体感と豊かな表情を生んでいるのもY様邸の大きな魅力となっています。
・ 内側に向かって開かれた中庭。たっぷりとした自然光が住まいに届く。
・ Y様ご家族。「週末は中庭でバーベキューを楽しんでいます」。
・ 玄関ホールからまっすぐ室内へ。奥行きの深さがY様邸の魅力。
まず玄関ドアを開いて驚くのは、表からは想像できないほど広がる奥行きの深さ。土間をイメージしたというタイルの床がまっすぐに伸び、奥様が選んだシックな鉄色が住まいに新鮮な空間を生んでいます。
さらに進むとダイニングとリビング、キッチンへ。ダイニングの頭上にはひときわ伸びやかな天井高が広がり、ゆったりと食事の時間を楽しむことはもちろん、解き放たれた開放感が訪れた人への第一印象を明るくしています。
ダイニングから一段上がることで空間にメリハリを持たせたリビングは、ご家族がソファでゆっくり寛ぐ場所に。あえて天井を低くし、横への広がりを持たせたリビングは、まるで隠れ家のような心地よさ。木の床のあたたかさがリラックスした空間を作ります。
そして中庭を眺めるキッチンへ。背面には統一感を持たせた造り付けのキャビネットが並び、食器や食料品のストック、日常の小物などすっきりと収納。スマートなI型のオープンキッチンは動線を遮らず、そのまま2つの個室に分かれた子ども室へと繋がりを持たせています。
「いつか夫婦ふたり暮らしになったら、子ども室の間仕切りを外してひとつの和室にしたいなと思っているんです」と奥様。家族の成長にあわせて柔軟に対応できる住まいづくりが、いつのときも心地よく、長く暮らせるY様邸となっていました。
・ リビングダイニングとキッチンが直角に開く広がりのある空間。どこにいても視線をあわせられるプランが家族の会話を弾ませる。
・ 3IHクッキングヒーターを採用したフラットなキッチン。平行に並んだキャビネットは使い勝手も良好。
・ シンメトリーに並んだこども室。
・ リビングからダイニングを眺めて。TVボードも床から浮かせ、間接照明でインテリア性を高めた。