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家具工場③

  • 2016.06.23
  • インテリア

前回に引き続き、家具工場訪問でお聞きしたお話をご紹介します。
家具工場①
家具工場②

椅子やテーブルを作るとき、1つの木からつくることは難しいので

木と木を繋げて形を作ることになります。

ただ、家具は日常的に使うものですから、

椅子に座ったり動かしたり何かと日常的に荷重がかかっています。

 

そこで重要となってくる、木部と木部の接合部。

ここが一番弱ってくる部分になります。

 

工場をお見せいただいたときに、接合する前の加工された木材を見せていただきました。

写真1_R

垂直に木材を繋げるための加工です。

写真2_R

どう見ても、この突起部分が納まるとは思えない穴ですよね。

むしろ突起部分の方が大きいのでは・・・?

というくらいにも見えます。

 

先ほど言ったように、この写真は接合部分がいかに重要かということを物語っています。

ここにちょっとでも隙間ができようものなら、

この家具の強度は極端に下がり長持ちしないでしょう。

小さなコトですが、使う人にとっては大きなコトになります。

 

毎日使う家具は使う人にそっと寄り添い永く使い続けているものであって欲しいと思います。

 

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