照明のデザインを考える
- 2018.03.06
- インテリア
「20世紀の総合芸術家 イサム・ノグチー彫刻から身体・庭へー」
なかなか時間がとれずギリギリ行くことができた展覧会。
久しぶりに時間を忘れゆっくりと楽しむことができました。
「AKARI」
イサム・ノグチ氏は、明かりと言う言葉は太陽の光や月の光を部屋に入れようという意味からこの言葉ができ、漢字の文字も日(太陽)と月とで出来ている。今日あまりにも生活が近代化し機械化した現代人にとって、自然光に近い照明は憧れに近いものがあり、和紙を透かしてくる明かりには、ほどよく光を分散させ部屋全体に柔らかい光を流してくれる。「AKARI」は光そのものが彫刻であり、影のない彫刻をねらった作品であると語られたそうです。
彫刻、陶芸、舞台美術、建築、庭園、家具と照明デザインなど幅広い作品に驚き、
繊細だけど大胆な作品に驚き、
伝承を踏まえつつ、現代的感覚をプラスした新たな表現に驚き…我家の照明も「AKARI」にしたい!と。
「AKARI」は、35年をかけて200種類以上が生み出されていますが、
照明の中ではスタンドが取り入れやすいのではないかと思っています。
希望はフロアスタンド。
あそこに置きたい!というイメージが直ぐにわいてくるから不思議です。
和紙と竹ヒゴが使われていると聞くと、和のイメージがありますが、
そうでないところが素敵。
単なる照明器具ではなく光の彫刻のようです。
基本は主張しない照明デザイン、消しているときは目立たない照明デザインを選んでいましたが、
点けていないときも美しい照明が欲しくなりました。
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