工務
工務とはどんな仕事でしょうか。
着工後の現場管理だけでなく、お客様担当者として現地調査の段階から参加し、間取りの最終確認や仕様の打合せ、図面の最終仕上げ、インテリアや外構の打合せなどにも立ち合いながら、契約まで進めていきます。
着工前には、まず積算担当者と一緒に見積りを仕上げ、職人さんに指示するための資料を作成し、プレカット図面作成の打合せを行って準備を整えます。
現場管理ではお客様と職人さんの間を取り持ち、工程を組んで、職人さんと連携しながら完成に向かって現場を動かしていきます。 現場管理にはクラウド管理を導入し、信頼できる職人さんたちと情報共有して効率化を図りながら進めています。基礎工事の配筋検査や上棟、構造検査など、重要な部分には工務担当者も立ち合い、完成後のお引き渡し、定期点検などのアフターメンテナンスや、万が一のトラブル処理まで責任を持って行います。
どんな思いで仕事をしていますか。
家づくりのほぼすべての段階に関わるので、責任も大きいですし、その分やりがいもある仕事です。間取りの打合せから参加することで、お客様の思いをしっかりと汲み、それを反映して工事中に職人さんへのアドバイスや提案ができます。工務のスタッフは建築士や施工管理技士、大工経験者など、全員が建築のプロフェッショナルなので、専門知識を生かしながら、お客様と職人さんの橋渡し役としての役割を果たしたいと考えています。
職人さんにはそれぞれ持ち味があるので、長所を引き出して最高の仕事をしていただけるよう進めるのも、工務の手腕次第。新しい職人さんを起用して育てていく仕事も、私たちが担っています。
どんな工務を目指していますか。
設計から完成まで一貫して効率よく仕事を進めていくためには、私たち工務がその最先端に立つことを意識し、自身の知識やスキルも磨いていかなければなりません。そしてお客様から「日本ハウジングの仕事なら」と信頼して任せていただけるようなチームを、職人さんと一緒に作っていきたいと考えています。
工務は現場監督でもあるので、職人さんに厳しいことを言わなければならない時もありますが、「口うるさいけど、あいつの仕事ならやってやろうか」と思ってもらえるような存在になりたいです。
建築という視点でいえば、リノベーションも含め、ずっと残っていく家づくりを目指したい。丈夫で長持ちは当然として、住んでいる方に「大事にしたい」と思っていただける家。地域に溶け込み、周囲から「いい家だな」と思っていただける家。私たちの手がけた家が、そんなふうに愛される家になっていけばうれしいです。