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04高断熱の家
冷暖房をあまりつかわなくても、夏涼しく、冬暖かい
冷暖房費が1/4に。カビも生えません。だから生涯、健康的。
日本ハウジングの家は全棟、世界基準のHeat20 G1~G2グレード(Ua値0.46~0.6)
の「高断熱設計」
暑い夏も、寒い冬も、外の気温に左右されず家の中と外を断熱し家の中を快適に保つことができます。
もちろん冷暖房費がゼロになるわけではありませんが、電気代にすると料金は1/4ほどになります。
高断熱設計を自然の素材で作るため、カビも生えません。
ヒートショックやシックハウスの予防ができて、生涯、家族が健康に過ごせます。
contents
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ヒートショック対策のために
世界基準の断熱性能で設計する①低すぎる日本の省エネ等級4(最高等級)
断熱性能のレベルを決める日本の省エネ対策等級は1、2、3、4とあって数が大きいほど断熱性能の高い家になります。
しかし、最高等級4の断熱性能であっても、世界と比べるとあまりにも断熱レベルが低く基準として役に立ちません。
例えば暖房のランニングコストでは日本の「最高等級4」は他の先進国基準の等級の半分以下と等しくなります。
断熱性能が低いから暖房費がかさむ、 かさむから我慢する、我慢するからヒートショックを引き起こしやすくなるという
悪循環がおこるのです。②日本ハウジングの対策 世界基準の断熱性能で家をつくります
日本ハウジングでは、世界基準で規定されたHEAT20 G1~G2グレード(Ua値0.46~0.6)で設計されます。
効果1.ヒートショックのリスクを軽減できるヒートショックは、部屋と部屋の温度差によって引き起こされます。
逆に言うと、部屋間の温度差が少なければヒートショックを防ぐことができます。
断熱性能が低い家では、暖房しているリビングと、その他の部屋の温度差が大きいためヒートショックのリスクが高まり
ます。ちなみに、日本ハウジングでは部屋と部屋の温度差を効果的になくすために、 室内の扉に 「引き戸」 を採用して
います。引き戸は開き放しにしても邪魔にならず暖気が隣の部屋に流れていきます。そのため部屋間の温度差も抑えられ
ます。効果2.冷暖房費が削減できる同じ暖房条件で設定温度を20℃にした場合の年間暖房費は、断熱性能が高い家では約1.1万円になるのに対して、断熱性
能の低い家では、約4.6万円になっています。
光熱費を抑えるためには、 断熱性能の低い家では、暖房する時間を短くしたり暖房する部屋を限定するなど、 相当の我慢が必要です。効果3.結露が抑えられる家が結露をすると、カビやダニが繁殖して家族の健康にマイナスの影響を生み、また家の寿命も短くしてしまいます。
結露とは、水蒸気が温度が低い所に触れて「水」になる現象をいいます。
ですから、窓や壁の温度を低くしないこと(=断熱性能を上げること)で家の結露を抑えることができます。 -
シックハウス対策のために
空気を汚さない材料を選ぶ高気密で高断熱仕様になると家は暖かくなりますが、空気が密封されるために室内空気汚染が発生しやすくなります。
①「新建材」でつくった家は自然換気ができない
2003年の建築基準法改正で「24時間換気システム」が義務化されました。その理由は、ビニールクロスや合板など「新建材」と呼ばれる化成品でつくられた高気密高断熱な家が増えた結果、シックハウス症候群やカビによる健康被害が起きたためです。
木材や紙、土などの自然材料で建てられた昔の家は自然に呼吸をしていました。しかし、ビニールや樹脂などの化成品で出来ている今の家は呼吸ができません。しかも化成品からはホルムアルデヒドやVOC(※)など有害なガスが出る場合があります。ですから24時間換気扇をつけっぱなしにすることが義務化されたのです。住宅を工場で大量生産するためには「新建材」を使う以外方法がなかったためだと思われます。
しかし家が余って困っている今の時代に大量生産の家づくりを続ける必要はありません。
自然素材で自然呼吸ができる高気密高断熱の家をつくればよいのです。※ ホルムアルデヒド(HCHO)
ホルムアルデヒドは人の粘膜を刺激するため、目がチカチカしたり涙が出る、鼻水が出る、のどの渇き・痛みやせきなど、シックハウス症候群の原因となる代表的な化学物質です。室内での主な発生源は「合板」です。住まいには壁、天井、押入、床フローリングなど多くの場所に合板が使用されています。また、タンスや食器棚など木製家具にも多く使用されています。最近の建材は、ホルムアルデヒドの使用を抑えているため、放散量自体それほど多くありません。
※ 揮発性有機化合物(VOC)
沸点が100℃から260℃の化学物質を総称してVOCと呼びます。VOCは100℃や150℃にならないと気化しないわけではなく、少しずつ気化しています。VOCという分類の中にはたくさんの物質がありますが、その中でもシックハウスの原因として問題になっているのは、トルエンやキシレンです。わかりやすくいうとシンナーの主成分です。いろんな物質を溶かしやすい性質を持っている為、様々な化成品に用いられています。②[日本ハウジングの対策]シックハウス対策:大分の自然素材で家をつくります
材料の成分内容を管理(※)するために、出来る限り生産者や加工者と連携できる大分の材料を使います。天然の自然素材は自然に呼吸をします。また人の健康に悪影響を与えるVOCガスを出すこともありません。
大分は地元の材料で家が建てられる、全国でも珍しく恵まれた県です。
日本ハウジングの自然素材について・・・詳しくはコチラ -
無理なく使い続けるために、
なるべく機械に頼らない①高断熱だけでは暖かくならない!?
家を高断熱にしたら、次は熱源を考えなければいけません。熱源がなければ冷蔵庫と一緒です。勝手に暖かくはなりません。熱源には、自然エネルギーである太陽光と空調機器の2つが考えられます。
熱源をすべて空調機器に頼ってしまうと、エコになるはずの家が、とてもランニングコストのかかる家になってしまいます。基本は、自然エネルギーを受けられるように設計(パッシブデザイン)して、足りない分を空調機器に頼ることです。②[日本ハウジングの対策] パッシブデザインで設計します
高断熱で冬に暖かく、夏に涼しい家をつくろうと思ったら、先ず初めに建てる土地ごとの自然の力(太陽の熱と風、自然素材の調湿能力など)を十分に考慮した設計をする必要があります。こういった設計手法をパッシブデザインと呼びます。
夏対策夏は太陽熱を遮る工夫が要ります。
日本ハウジングの軒の長さは、真夏の直接光が家の中に入らないようにとても長くなっています。また夏に南側にある窓からさんさんと直射日光が家の中に注いだら高断熱の家はいったいどうなるでしょう?
真夏にストーブをつけているようなものです。断熱性能は抜群なので、入ってきた熱は壁から逃げきれずに結果としてオーバーヒートしてしまいます。そこで夏の朝日や西日を避ける工夫が必要になります。夏の陽射しは横からもさしますので、軒だけでは防げません。そこでその方位の窓の外に落葉樹を植えて直射日光を防ぎます。
冬対策冬は太陽熱を取り込む工夫が要ります。冬の日は大きく傾きますので、軒の下から家の中に差し込みます。
また南側にある窓の外の落葉樹も冬には葉が落ちるので陽射しが確保できます。