- HOME
- 厳選された大分県産自然素材
05厳選された大分県産自然素材
大分県は近くで直接買えるから
日本ハウジングは厳選された高品質の材料しか使いません
大分は全国有数の林産県です。
日本ハウジングは地元の林業者と提携し市場を介さず直接木材を仕入れています。
顔の見える生産者と連携できるから、厳選された高品質の木材を仕入れることができます。
その良質な木材を特注で半年かけて天然乾燥(大分方式乾燥)させています。
そうすることで人工的に熱を加えて乾燥させるKD材とその仕上がりに大きな違いがでます。
良い材料の特性を十分に引き出すように丁寧に扱いたい。
木造住宅の場合、それがとても大事です。
大分には他にも高品質な天然素材がたくさんあります。
日本ハウジングでは木材と同じように、
珪藻土や七島藺など地元ならではの良い素材を、
生産者と連携して厳選しています。
他県で家を建てる場合は、このような素材の厳選はできません。
輸送コストも余分にかかります。これは「豊の国おおいた」に住む方の特権です。
contents
-
自然と争わない家で
大らかに暮らそう自然は時に猛威をふるいます。地震や自然災害に対して、住宅は住む人を守るものでなければいけません。
高耐震の家についてはこちら
しかしその一方で、自然は太陽の光や風、自然呼吸のできる天然素材などいろいろなものをもたらしてくれます。そもそも人は自然の一部ですから、人はこのような自然の恩恵を受けた家でもっともリラックスでき、快適に過ごせます。恩恵を受ける分、ランニングコストも減ります。
日本ハウジングは自然と争わない自然を利用した家で「大らかな暮らし」を提案します。そのためには、土地ごとに陽の光や風を利用できる邸別設計を行う(パッシブデザイン設計といいます)ことと、自然呼吸のできる天然素材を使うことが大切です。
パッシブデザイン設計についてはこちら
家のほとんどはビニールクロスやフローリング材のような新建材と呼ばれる化成品で作られます。大量生産しようとすると合理化せざるを得ないからです。合理化しにくい自然の利用は排除されました。こういった家に住む人は、自然からもらえない熱や風、自然呼吸を補うために、ずっと戦い続けることを強いられます。それらを補うための高価な空調機械、そのランニングコスト、老朽化、故障、だんだんとニセモノだとばれていく新建材・・・。
本当は家が余っている今の時代、大量生産の必要はありません。
作り手の合理化よりも、住む人の日々のくつろぎの方が断然大切です。 -
古美るほどに
愛着がわく木に見えるけど本当は木目をプリントしただけの新建材は、新品の時が一番美しく、時間が経つとだんだんと醜くなっていきます。
本物の無垢材は新品の時も美しいですが、古美る美しさを楽しむことができます。アンティーク家具などは高価な値段がつけられていますが、家もアンティークになるためには本物の素材で作ることが必要です。
また、本物の素材は修理や手入れができます。
子供が傷をつけた時に、お父さんやお母さんが修理してくれた床や壁はいつまでたっても子供の記憶に残ります。思い出が詰まった家を大切に思う気持ちもわくものです。 -
「家を建てる人」にも、
「大分」にもやさしい家になります大分は全国でも5本の指に入る林産県です。
国東には大分だけでとれる七島藺、庄内町には珪藻土など、「豊の国」と言うだけあってとても豊かな地域の特産材があります。これらはの素材は大分で家を建てる方に多くの恩恵をもたらします。また、地元の材料をつかって地元の職人さんに家を建ててもらうと、間接的に大分を豊かにして、ぐるっとまわって自分や将来の子供たちに還ってきます。
これを地域循環経済と呼びます。
例えば、大分で1万円の買い物をしたとします。その商品を売った人も、売上の1万円をつかって大分で買い物をし続けると、どうなるでしょうか。1万円は個人の財布から出ていきますが、大分には1万円が残り続けて経済価値を生み続けます。住宅は個人が購入する最大級の買い物です。また建築に携わるモノや人の裾野はとても広いことも特徴です。
大分の自然から恩恵をもらう分、ほんの少し大分に恩返しができるなんてとっても素敵なことです。 -
大分県産の
自然素材①湯布珪藻土(日本ハウジング製造)
家の中で最も表面積が広いのは「壁」と「天井」です。高気密高断熱の家で自然に呼吸させようとした場合、「壁」と「天井」を使って呼吸させなければいけません。
日本ハウジングではすべての「壁」と「天井」に湯布珪藻土(※)を製造して塗っています。湯布珪藻土とは珪藻土は藻の化石です。
ナノサイズの小さな穴が無数にある多孔性物質で、乾燥させて材料にします。穴を一面に広げると、その表面積は1gの珪藻土でテニスコート半面分にも及びます。その穴で湿度の調整を行います。
その他の自然素材として漆喰はサンゴや貝の化石を原料とします。焼成(焼いて)して材料にします。ビニールクロスに比べると湿度の調整能力がありますが、漆喰は穴の数(表面積の広さ)で珪藻土に劣ります。人が快適に感じる体感温度に調整してくれます 夏場は常に湿度が高い状態です。
湯布珪藻土の家では、窓を閉めていれば、家の中の湿度は外の湿度より最低でも10%は下がります。体感温度は、湿度が10%下がると1度、20%下がると2度下がります。だから冷房を28度設定にしておいても、十分に涼しく過ごすことができます。
カビが生えません いつも、きれいな空気の中で過ごせます。また、衣類や革製品などの管理が非常に楽になります。
カビは湿度が70%を超える環境で繁殖します。断熱性能が高く結露が抑えられた状況であれば、家の中にカビはまず生えません。カビは繁殖する時に目に見えない胞子を飛ばします。その胞子は喘息やアトピー、最悪の場合死に至る「カビ肺炎」などの健康被害のもととなります。ダニはカビを餌にするため、カビが繁殖すると同時にダニも増殖していきます。ダニの死骸や糞はハウスダストとなって、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎など、様々なアレルギー性疾患の原因となっていきます。
補修ができます 日本ハウジングで製造している湯布珪藻土は、乾くと固いですが、濡らすと元の土に戻せます。接着剤やセメントで固めないからです。ヒビが入ったり、ものをぶつけた時なども補修が可能です。
(参照:湯布珪藻土HP)詳しくはこちら
少しの火では燃えません 七輪は珪藻土で出来ています。つまり湯布珪藻土の「壁」や「天井」は少しの火では燃えません。もし火災になってもビニールクロスや樹脂で固めた材料のように燃えて悪性のガスを出しません。火災による死亡原因のほとんどは焼死ではなく、悪性ガスによる窒息死であることはよく知られるところです。
生活臭が気になりません 湯布珪藻土には樹脂が入っていないので表面に静電気が発生しません。そのため、例えば焼き肉をしても、油を含んだ蒸気は壁や天井に吸い寄せられることなく、換気で外に出ていきやすくなります。家ごとにつく生活臭をほとんど感じません。
②杉の床材
「床」は常に足の裏が触れているところです。冷たい床や、夏場にペタペタする床では、常にスリッパや靴下をはかなければ快適に過ごせません。
日本ハウジングでは様々比較した結果、杉の床材を選択しています。
冬でも足元が暖かくすごせます 傷がつかない素材という事で、フローリングや広葉樹のカバやナラ、メープルなどをすすめる住宅会社が多くあります。確かに欧米では硬い床材が使われて、日本人はそれにあこがれもあります。しかし、室内でも靴を履いている欧米と、靴を脱いで暮らす日本とでは、選ぶ床材が異なるはずです。
フローリングや広葉樹は硬いので傷がつきにくい、ただその硬さゆえに「冷たい」のです。靴を脱ぐ日本では、スリッパをはかないと暮らせません。スリッパを使いたくなければ床暖房が必要になります。
高断熱にして暖かいはずの家に、大掛かりで、故障の危険もあり、暖房効率の悪い床暖房を入れる理由が分かりません。
日本ハウジングでは、やわらかく暖かい杉の床材をつかいます。
日本ハウジングで建てた家に実際に暮らしている施主様の喜びの声を聞けば聞くほど、杉の床が日本人の暮らしに合っていると確信しています。ちなみに大分は全国的な杉の生産地。よりよいものを選んで使っています。そして杉から出る香りは、リラックス効果を生みます。
夏場にペタペタしません 杉の床の気持ちよさは、何といっても肌触りの良さ。ずっと触っていたくなる心地よさをもっています。
フローリングや広葉樹は硬さゆえに夏場に足の裏がペタペタします。気持ち良いものではないので、夏もスリッパをはいて過ごすことなります。また杉の床に塗膜をつくる塗装をしてしまっても、同じことがおきます。
日本ハウジングでは木肌に膜を張らないように自然オイルを浸透させる塗装を行っています。
無垢だから修理できます。掃除も楽です。 いわゆるフローリングは、張り合わせの材料です。表面は木に見えますがフィルムが貼ってあり木ではありません。表面が汚れたり傷がついても、サンドペーパーをかける事はできません。
無垢の杉床材は、サンドペーパーで磨けます。また木の繊維が切れない程度の凹みであれば、濡れ布巾の上からアイロンをあてると元に復元できます。木の繊維が切れるような凹みであれば、専用ドリルと木のコマで簡単に補修ができます。ドリルやコマは日本ハウジングに準備しています。③七島藺の畳
七島藺は、琉球原産のカヤツリグサ科の植物です。かつては全国で栽培されていましたが、現在は大分の国東だけで作られています。
縁なし畳のことを琉球畳と言いますが、正しくは七島藺を使った縁なし畳が琉球畳です。
現在では生産農家が減り、大分産(=国産)の七島藺は1,000~1,500枚しか生産されていない希少な畳表です。東京や関西では高値でやり取りされる高価な素材でもあります。
日本ハウジングでは畳はすべて七島藺を使います。
長い間、生産農家と連携して七島藺の伝統を引き継ぐ努力をしています。
とにかく強い 七島藺はイグサに比べて非常に強いのが特徴です。
だから縁なしの琉球畳ができるわけです。
表替えができる 日本ハウジングでは昔と同じように畳床に七島藺を縫い付けます。
いわゆる「表替え」(畳表の裏表をひっくり返す)をすることができるため、さらに長く使うことができます。
県外の来客におもてなしができる 知る人ぞ知る、希少価値の高い畳表です。
お客様を招いた際のおもてなしになります。